キウイフルーツ

成分・効能など

ビタミンCとビタミンE、そして食物繊維の1種ペクチンが豊富です。特にビタミンCは1個で1日に必要なビタミンC量の2/3が摂れるほど豊富です。また、ゴールドキウイなら、グリーンのものよりもビタミンC量が多いので、1個で必要量が補えるでしょう。ビタミンEも一緒に含まれているので、ビタミンCとの相乗効果で抗酸化作用が強まり、ガン予防に効果が期待できます。

ペクチンは腸を刺激して、排便を促し、便秘改善に効果が望めます。

また、タンパク質分解酵素であるアクチニジンが含まれているので、肉類や魚介類と一緒に摂ると、消化・吸収を高め、エネルギー代謝もスムーズになります。料理のソースや隠し味に使うのもいいでしょう。

カロリー:100g中53kcal (1個平均130g:69kcal)

選び方

旬の時期:11月

皮の部分にある産毛が均一で、ハリがあるものが良品です。ヘタの部分がへこみ、香りが出てきたら食べごろです。

保存方法

冷蔵庫で保存する貯蔵性が高いので、3~4ヵ月日持ちすることがあります。長期保存させたい場合は、購入時は固いものを選びましょう。柔らかいものは食べごろなので、すぐに食べ切りましょう。早く追熟させたい場合は、りんごと一緒にビニール袋に入れて、常温保存します。りんごはエチレンガスを発生させるので、一緒に密封することで追熟できるのです。

相性のいい食べ物

ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌と、キウイフルーツに含まれるペクチンとの相乗効果で、腸内を刺激して、整腸作用が高まります。

ピンクグレープフルーツ

ピンクグレープフルーツの赤い色はリコピンによるものです。リコピンはカロテノイド系の色素成分で抗酸化作用があります。キウイフルーツに含まれるビタミンEとの相乗効果で抗酸化力をUPします。またグレープフルーツにもキウイフルーツにもビタミンCが含まれるので、シミやシワの予防、そして皮膚のコラーゲン生成を手伝う作用もあるので、美肌力が高まるでしょう。