トマト
成分・効能など
トマトの赤色はリコピンという色素成分です。カロテノイドの1種で体内でビタミンAに変わり、強い抗酸化作用があります。カラダを酸化から守り、アンチエイジングや花粉症、外気汚染などのダメージを防いでくれるでしょう。また、紫外線の影響も防ぐため、シミやソバカスも防ぎ、美肌作用も効果が期待できるでしょう。
老化やガンを防ぐβ-カロテン、白血球を活性化して免疫力UPにつながるビタミンCも豊富に含まれ、カラダの健康を保つでしょう。
カロリー:100g中19ckal (1個平均150g:29kcal)
選び方
旬の時期:6~9月
手で持った時に、ずっしりと重く感じるものは糖度が高い証拠です。色ツヤが鮮やかで、ハリのあるものが良品です。
保存方法
冷蔵庫の野菜室で保存できます。1週間ほどで食べ切りましょう。冷蔵保存する場合は、カットせず、丸ごとビニール袋に入れてから保存します。
相性のいい食べ物
じゃがいも、ピーマン
トマトに含まれてるビタミン様物質のケルセチンは、ビタミンCの体内活性を高めます。じゃがいもやピーマンなどビタミンCの多い他の野菜と組み合わせると、美肌効果が高まり、アンチエイジングも期待できるでしょう。
ナッツ類
ごま、アーモンド、ピーナッツなどのナッツ類にはビタミンEが豊富で、抗酸化作用のある脂溶性のビタミンです。リコピンと一緒に摂ることで、リコピンの吸収率がUPするでしょう。
オリーブオイル
リコピンはカロテノイドの1種なので、脂溶性です。そのため、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。酸化や抗酸化力が強いオリーブオイルと合わせると、相乗効果で、活性酸素の活性を防ぎ、ガン予防や、生活習慣病の予防となるでしょう。
調理上の注意
- リコピンの吸収がよくなるので、油と一緒に調理しましょう。
- トマトとの皮に、リコピンが多く含まれるため、なるべく皮ごといただきましょう。
- 加熱調理しても栄養価は高く、イタリア料理に代表されるように、トマトソースはグルタミン酸を含み、ソースなどの旨味成分にもなります。