海老(えび・エビ)

成分・効能など

海老の身は高タンパク低脂肪です。糖質はほとんど含まれず、肥満の予防食としてオススメです。

殻には、カルシウムや鉄などのミネラル、食物繊維の一種であるキチン、色素成分のアスタキサンチンなどが豊富に含まれています。キチンは、免疫力をUPし、血糖値を下げる作用があります。またアスタキサンチンにも免疫力をUPする作用がある他、ガンを予防する作用も期待できます。

また、ベタインという成分も含まれ、カラダを温める作用が期待できるので、低血圧や冷え性予防にもいいでしょう。

カロリー:100g中97kcal(1尾平均50g:49kcal)

選び方

旬の時期:6~9月

形がよく、殻のツヤが美しいものが良品です。

保存方法

洗って、背ワタを取り、密封容器に入れておくと、むき身でも1ヶ月ほど冷凍保存できます。

相性のいい食べ物

とうもろこし

食物繊維が豊富なとうもろこしは、糖質の吸収をゆるやかにする作用があります。同じく血糖値を下げる作用のある海老のキチンと一緒に摂ると、血糖値の改善や糖尿病の予防食となります。

とうがらし

海老にはタウリンも含まれ、強制効果が期待できます。唐辛子にもカプサイシンという同様の効果が見られる成分が入っているので、一緒に摂ることで、カラダのダルさを改善し、ヤル気UPにもつながるでしょう。どちらの成分も血行をよくして、カラダの冷えを防ぎ、カラダを温めます。

小松菜

カルシウムが豊富な芝エビや桜エビと、野菜の中でもカルシウムの含有量が高い小松菜を一緒に摂ると骨が丈夫になるでしょう。炒め物にすると小松菜のグリーンと、芝エビや桜えびの赤色が鮮やかに映えて、食卓も華やかに。

その他

桜エビや芝エビは揚げ物に

通常サイズの海老は殻ごと食べるのは大変ですが、海老の殻にはカルシウムや鉄など、ミネラルの宝庫です。桜エビや芝エビなど小さいサイズのものなら、かき揚げや炒め物にして、殻ごといただけます。

海老”みそ”にも栄養がいっぱい!

“カニ味噌”ならぬ”海老味噌”にも栄養がいっぱい詰まっています。海老の頭を取った時に少量ですが、黒っぽい塊がありますが、それが海老味噌です。カニ味噌と似たような味をしており、脂肪の燃焼を助けるグリコーゲンが含まれ、新陳代謝をよくして、老化や美肌に関与する核酸も豊富に含まれています。
※アレルギーのある方は控えましょう。