大豆・大豆製品

おから

成分・効能など

おからは、豆乳の絞りカスになりますが、たくさんの栄養が詰まっており、特に食物繊維が豊富です。水に溶けない不溶性食物繊維が豊富なので、腸の蠕動（ぜんどう）運動を促して、便秘予防食として役立つでしょう。腸内をキレイにするので、ガン予防にも期待できるでしょう。

また、レシチンが豊富なので、脳の活性化に関与し、記憶力や集中力UPにもいいでしょう。

カロリー：100g中111kcal　（1カップ平均70g：78kcal）

生のおからと、乾燥させた粉末状のおからがあります。生おからの方がツヤがあり、栄養も豊富です。

生おからの場合は、買ってきたその日に食べきるようにしましょう。冷蔵保存する場合は、ビニール袋に入れてから、2～3日で使い切りましょう。冷凍保存する場合は、ビニール袋に入れてから、なるべく平たく広げてから冷凍してください。

おからは「卯の花」という代表料理がありますが、大抵、にんじんが入っていますね。おからには大豆製品特有のグルタミン酸も含まれており、レシチンと共に集中力や記憶力をUPします。にんじんに含まれるβ-カロテンは、強い抗酸化作用で脳細胞を守る働きもあります。相乗効果で脳の働きが高まるでしょう。