湯葉(ゆば)

成分・効能など

湯葉には集中力を高める成分がたくさん含まれています。グルタミン酸をはじめとして、頭の回転をよくするチロシン、神経伝達物質の原料となるメチオニンなどです。メチオニンは肝臓の解毒作用もあり、肝機能を高めるでしょう。

他に、カルシウムやカリウムなどのミネラル、ビタミンB1やB2、ビタミンEも豊富で、消化や吸収もいいのが特徴です。

カロリー:100g中231kcal (1枚平均30g:69kcal)

選び方

生湯葉の場合は破れたり、黒ずんでいないものが良品です。ツヤがあり縮みの少ないものを選びましょう。乾燥湯葉はひび割れしていない形のキレイなものを選びましょう。

保存方法

破れやすいので、タッパーなどの密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。傷みやすいので、早めに食べきるようにしてください。冷凍すれば2~3ヶ月、長期保存できます。乾燥湯葉は、湿気ないように保存しましょう。

相性のいい食べ物

春菊、しそ(大葉)

湯葉の旨味成分であるグルタミン酸は、集中力を高める作用があります。春菊やしそに含まれるβ-カロテンは脳細胞を活性酸素から守る働きがあるので、脳の活性化に役立ちます。春菊は湯葉と共に鍋物に。しそは湯葉を刺身風にいただく時に一緒に食べるといいでしょう。