モロヘイヤ

成分・効能など

古代エジプト時代にはクレオパトラが愛した野菜として有名ですが、絶世の美女が好んで食べただけあって、美容効果は抜群です。

若返り効果が期待できるβ-カロテン、造血作用のある鉄、骨や歯を丈夫にするカルシウムなどはいずれも含有量が野菜の中ではトップクラスで、非常に栄養価の高い野菜です。

モロヘイヤの食感の特徴でもあるネバネバ成分はムコ多糖類によるもので、胃腸の働きをよくする他、肌や体内の粘膜を丈夫にする働き期待できます。またムコ多糖類は、血糖値やコレステロール値の上昇も抑えてくれるので、美容面だけでなく、健康面でもサポートしてくれるでしょう。

カロリー:100g中38kcal (1食平均40g:15kcal)

選び方

旬の時期:7~9月

葉がみずみずしく、ハリと弾力があるものが良品です。葉のみを食し、茎は食用には向いていません。

保存方法

鮮度が落ちると、かたく黒ずんでくるので、早めに食べ切るようにしましょう。茹でてから水気を切れば、冷凍保存も可能です。

相性のいい食べ物

きのこ、卵、しらす干しなどビタミンD入り食品と

エジプトの伝統的なモロヘイヤスープには、卵が入っているようですが、卵にはビタミンDが含まれるので、モロヘイヤのカルシウム吸収をよくしてくれるでしょう。他にきのこ類やしらす干しなども組み合わせるとビタミンDの摂取量を増やせます。スープにきのこをプラスしたり、茹でたモロヘイヤをしらす干しと和えて和風のお惣菜にしていただきましょう。