にんにく(大蒜・ニンニク)
成分・効能など
にんにくの独特の香りはアリシンというイオウ化合物です。アリシンは糖質をエネルギーに変換するビタミンB1の吸収を高めて、体力を回復する作用が望めます。カットしたり潰したり、すりおろすなどの物理的刺激を与えることで発生します。加熱しすぎると効力が弱くなるので、調理の際は加熱しすぎないよう、注意しましょう。
また、タンパク質や造血作用がある葉酸も含まれています。
カロリー:100g中134kcal (1カケ平均7g:9kcal)
選び方
旬の時期:5~7月
外皮がかたく、しっかりとしているものが良品です。重みがあるものを選びましょう。芽が出たり、皮が変色しはじめているものは古いので避けるようにしましょう。
保存方法
ネットに入れて、風邪通りがいい場所に吊るして保存しましょう。1ヶ月は保存が可能です。バラして皮を取り除いたものは風味が落ちるので、早く使い切りましょう。
相性のいい食べ物
豚肉
にんにくに豊富なアリシンは、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を高めて、糖質からエネルギーを産生するのに役立ちます。豚肉とにんにくの組み合わせはスタミナもつくので、野菜炒めなどで一緒に摂りましょう。