桃
成分・効能など
食物繊維の1種であるペクチンが多く含まれ、腸内環境をよくして、便秘予防に効果が期待できるでしょう。体内の余分な塩分を排出するカリウムも多く、血圧を下げて、ムクミ解消にもいいでしょう。
疲労回復作用のあるクエン酸やリンゴ酸も豊富で夏バテ予防にも◎です。
カロリー:100g中40kcal (1個平均200g:80kcal)
選び方
旬の時期:7~9月
香りが強く、実が左右対称のものが良品です。全体に産毛が均一に生えており、くぼみの周りが青くないものを選びましょう。
保存方法
まだ青く、香りが弱いものは常温で保存し、追熟させましょう。完熟したら、食べる直前に冷蔵庫で冷やしましょう。冷やし過ぎると甘味が落ちます。また完熟すると傷みが早いので、すぐに食べ切るようにしましょう。
相性のいい食べ物
柑橘系の果物(レモン・オレンジ・グレープフルーツ)
桃は、皮をむくと、すぐに黒ずんでくるため、レモンやオレンジ、グレープフルーツなど、柑橘系の果物の果汁をかけておくと、褐変(かっぺん)が防げます。また、柑橘系の果物に含まれるビタミンCと桃に含まれるパントテン酸の相乗効果で美肌作用が高まります。パントテン酸は感染症を予防する作用もあるので、風邪予防などにもいいでしょう。