なす(茄子)

成分・効能など

紫色の成分はポリフェノールの1種で、ナスニンという色素成分です。なすの皮に含まれており、強い抗酸化作用があり、ガン予防作用として注目の成分です。コレステロールの吸収を抑え、眼精疲労に効く成分としても期待されています。

また、皮の部分は、葉酸も含み、血管の老化を防ぐ作用も期待できます。なす全体としてはカリウムが多く、体内の余分な塩分を排出して、むくみ予防や改善にもいいでしょう。

カロリー:100g中22kcal (1本平均90g:20kcal)

選び方

旬の時期:6~9月

新鮮なものはヘタにトゲがあり、触ると痛く感じます。またヘタの部分が鮮やかなものも新鮮です。茄子紺の色が均一でツヤのあるものを選びましょう。

保存方法

風にあてないように気をつければ常温で2~3日保存できます。古くなるとしなびてくるので、その前に新聞紙に包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。

相性のいい食べ物

バジルの葉

バジルの葉はビタミンCも含み、ナスニンの効果を高める作用があります。眼精疲労や視力の回復作用も望め、コレステロールの吸収も抑えるので、ダイエット中の人にもオススメです。パスタやグラタンになすを使い、バジルを添えていただきましょう。