長芋/山芋(ながいも/やまいも)

成分・効能など

アミラーゼとカタラーゼという消化酵素が豊富に含まれています。すりとろすとネバネバするのはムコ多糖類によるもので、弱った胃腸を保護したり、活性酸素の害によって細胞が傷つくのを防ぐ効果が期待できます。加熱したり、酢をかけると酵素の働きが弱まるので、生で食べるのが一般的です。

すりおろした長芋は「トロロ」という愛称で、広く親しまれています。すぐに食べきれない場合は、冷凍してからすりおろすと、トロロがなめらかに仕上がるでしょう。

カロリー:100g中65kcal (1本平均500g:325kcal)

選び方

旬の時期:10~3月

切り口が白くて、瑞々しいものが良品です。変色しているものは古くなっているので避けましょう。

保存方法

新聞紙に包んで、冷暗所で保存しましょう。冷凍保存する場合は、皮をむいてから酢水に短時間だけつけてすりおろしましょう。(酢水に漬けすぎると消化酵素の働きが弱まります。)

相性のいい食べ物

ご飯、丼

トロロご飯や、海鮮が乗った丼にトロロをかける食べ方は定番で人気ですね。長芋をすりおろすと、デンプンを分解する消化酵素ジアスターゼが働いて、ご飯に含まれるデンプンを効率よくエネルギーに変換してくれます。