毛穴が目立つ
原因
肌の代謝が低下している
顔の毛穴は、他の部位の違い、毛がほとんど退化しています。その代わり、皮脂腺が発達しており、カラダの毛穴よりも目立ちやすい構造になっています。また皮脂の分泌が主な役目なので、脂が溜まっているのは悪いことではなく、自然な現象です。
しかし、肌の新陳代謝が低下してくると、毛穴が開いた状態が続き、目立ちやすくなります。皮脂と角質が混じって毛穴に詰まりやすくなり、黒ずんでくることもあります。
予防と対策
肌の保湿力を高めると毛穴カバーにつながります!
毛穴を目立たなくするには、ビタミンAやビタミンEの補給が必須です。ビタミンAは皮膚の新陳代謝を活発にし、ビタミンEは抗酸化力で、血行や代謝を促す働きがあります。それらの働きが肌の保湿効果へとつながっていきます。
そして良質のタンパク質を摂ることも忘れないようしましょう。肌のハリや潤いを保つ働きがあるコラーゲンは、タンパク質から合成されます。
重要な栄養素
ビタミンE
脂溶性ビタミンの1種で、強い抗酸化力があります。血行や代謝を促して、保湿効果が得られるでしょう。アーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ、モロヘイヤ、にんじん、オリーブオイルなどに豊富に含まれています。
タンパク質
体内のタンパク質は、数種類に及びますが、約30~40%の割合でコラーゲンが占めています。コラーゲンは鶏の手羽先や鰈(カレイ)、鰻(うなぎ)などに豊富に含まれ、肌のハリや潤いを保ってくれます。
参考レシピ
手羽先の唐揚げとレモン果汁
鶏の手羽先には良質のタンパク質とビタミンA、ビタミンE、コラーゲンと栄養豊富です。コラーゲンは特に皮の部分に多く含まれます。体内でアミノ酸に分解された後、私たちのコラーゲンを造る材料となります。その時にビタミンCも必要となるので、レモン果汁をしっかりとかけていただきましょう。
アーモンドといちごをトッピングしたヨーグルト
ビタミンEが豊富なアーモンドと、ビタミンCが豊富ないちごをトッピングしたヨーグルトがオススメです。ヨーグルトは牛乳を発酵させたタンパク質食品でもあるので、「タンパク質+ビタミンC=コラーゲン生成」の公式が成り立ち、美肌作用が望めるでしょう。ヨーグルトの代わりに糖質を抑えたアイスクリームでもいいでしょう。
まとめ
- 肌の保湿力UPで、毛穴は自然と目立たなくなります。
- ナッツ類に多いビタミンEは血行を促進し、保湿効果が得られます。
- 肉類や魚介類、卵、大豆、乳製品などのタンパク質で肌のハリを保ちましょう。