口臭

原因

口の中の汚れや病気が臭いのもとかもしれません

自分では気づきにくいのが口臭ですが、知らず知らずに周囲の人に迷惑をかけ、嫌われる原因になっているかもしれません!?

口臭の原因は主に2つあり、1つは歯周病や虫歯など、口の中の病気です。もう1つは、歯みがきが不十分で、歯と歯茎の間に歯石や歯垢(しこう)が溜まっている場合です。歯周病や虫歯は、放置すると悪化し、歯の損失にもつながるので、定期的に歯科医院を訪れて歯のチェックをしておきましょう。

予防と対策

消臭作用のある栄養素を摂りましょう!

口臭の臭いのもととなるのはアンモニアです。そのアンモニアを分解するクロロフィル(葉緑素)の豊富な野菜を摂ることがオススメです。リンゴ酸やお茶に多いカテキンなどにも消臭作用が期待できます。

口の中の病気や汚れは、歯科医院での治療や歯の掃除を行えば、口臭が治まります。また、唾液も口の中の汚れを落とす作用があるので、唾液の分泌を促すアミラーゼの入った大根や蕪などをよく噛んで食べるようにしましょう。唾液は「よく噛んで食べる」行為だけでも分泌され、口臭予防につながります。

重要な栄養素

クロロフィル(葉緑素)

ほうれん草、小松菜、ピーマン、あしたば、にらなどの緑の濃い野菜に多く含まれています。口臭の他、体臭の原因にもなるアンモニアを分解するので、消臭効果が望めるでしょう。コレステロール値を下げる作用も期待できます。

リンゴ酸

りんごや梨に含まれている酸で、さわやかな酸味があります。口臭を予防して、疲労回復作用も望めるでしょう。歯磨き粉の成分にも使われています。市販のリンゴ酢(アップルビネガー)を利用するのもいいでしょう。

参考レシピ

ピーマンとリンゴ酢のマリネ

ピーマンを薄くスライスして、他の野菜や魚介類と合わせて、マリネにしていただきましょう。マリネ液にはリンゴ酢を使うと、リンゴ酸も採れて、口臭予防レシピとなります。

サラダほうれん草とリンゴのスムージー

生でも食べやすい”サラダほうれん草”をリンゴと一緒に、スムージーにすると、クロロフィルとリンゴ酸が一緒に摂取できます。いちごやブルーベリーをプラスするとキシリトールが含まれているので、口臭予防がパワーアップできます。

まとめ

  • 歯周病や虫歯など、口の中の病気は口臭のもとになるので、早めに治療しましょう。
  • 緑の濃い野菜に含まれるクロロフィルと、リンゴ酸が口臭予防に◎!
  • よく噛んで食べるだけでも、唾液が分泌されて口の中がキレイになります。