イライラ
原因
ストレスで気持ちがトゲトゲしてしまう…
ストレスを感じると、脳内の神経伝達物質がうまく働かなくなり、イライラの原因になることがあります。それを正常化に戻したい時はビタミンB1を摂取しておきましょう。ストレスが多いと、ビタミンB1が消費されてしまうのです。
ビタミンB1は本来、精神を安定させて、疲労を回復るする栄養素です。ストレスで失われてしまうと、イライラしたり、気持ちがトゲトゲしてしまいます。
予防と対策
ビタミンB1の他にカルシウムも摂取しておきましょう!
イライラしたり、トゲトゲしくなってくる時は、ビタミンB1が不足しているサインとも言えます。ビタミンB1をたっぷりと摂って、精神を安定させましょう。ビタミンB1は豚肉や納豆がオススメです。また、カルシウムが足りなくなる時もイライラの原因になります。カルシウムは骨や歯だけでなく、イライラを鎮めて、精神状態を安定させる働きもあるのです。
また、レバーや赤身の魚、ナッツ類に多いビタミンB6もイライラを鎮める作用があります。特に女性に多い「月経前症候群(PMS)」を鎮める作用があります。
重要な栄養素
カルシウム
神経の興奮を鎮めて、精神を安定させる作用が望めます。骨や歯の材料となり、不足すると骨粗しょう症の懸念が高まります。牛乳、乳製品、しらす干し、モロヘイヤ、小松菜、かつお菜、レタスなどに含まれます。
ビタミンB1
糖質の代謝を助け、精神を安定させる作用がある水溶性のビタミンです。豚肉やレバー、玄米、ライ麦などに含まれます。また納豆からも摂れます。
参考レシピ
かつお菜のじゃこ炒め
カルシウムが豊富なしらす干しと、同じくカルシウムが含まれるかつお菜をフライパンで炒めた簡単なメニューです。かつお菜の他にモロヘイヤ、小松菜などカルシウムが豊富な野菜と炒めてもOKです。この手の野菜は鉄やビタミンCも含まれるので、美肌作用や貧血予防にもいいでしょう。
豚肉のにんにく炒め、酢豚
にんにくや玉ねぎにはビタミンB1の吸収率を高める硫化アリルが含まれるので、一緒に調理するレシピがオススメです。豚肉をにんにくと炒めたり、野菜炒めに豚肉と玉ねぎを入れたり、酢豚にして豚肉と玉ねぎを具として入れたりして補いましょう。
まとめ
- ビタミンB1は精神を安定させる作用がありますが、ストレスによって失われます。
- ビタミンB1が豊富な豚肉や納豆を摂り、イライラを抑えましょう。
- しらす干しや濃い緑色の野菜類に豊富なカルシウムもイライラを鎮めます。