蜆(しじみ・シジミ)

成分・効能など

肝機能をアップするタウリンとオルニチンが豊富に含まれています。タウリンとオルニチンは胆汁の分泌を促し、肝臓の解毒作用を高めます。また、アルコールの分解を助けて、二日酔いの防止や予防にも効果が期待できるでしょう。血液のもととなる鉄も含まれるので、造血作用や貧血予防にもいいでしょう。

栄養成分が加熱で溶けだしてしまうので、「しじみ汁」など汁物にしていただくのがオススメです。

カロリー:100g中51kcal (10個平均6g:3kcal)

選び方

旬の時期:1~2月、7月

殻の色が真っ黒で、大粒のものが良品です。小粒でしろっぽいものは避けるようにしましょう。また殻がしっかりと閉じているものを選びましょう。

保存方法

買ってきたその日に、2%程度の塩水に浸けて、砂抜きをしましょう。冷暗所で1晩ほど置き(夏場は冷蔵庫に)、洗ってザルに上げてから、冷蔵庫で保存しましょう。

相性のいい食べ物

玉ねぎ、ねぎ

玉ねぎやねぎに含まれている硫化アリルはイオウ化合物の1種です。しじみのタウリンと一緒に摂ることで、肝臓の働きをサポートします。硫化アリルは水に溶けだすので、しじみ汁など、汁物でいただくのがベストです。