咳(せき)
原因
カラダの冷え、風邪やウイルスによる喉の炎症
咳(せき)の多くは、風邪(かぜ)のひき始めのサインです。ウイルスや細菌によって、喉や気管支が炎症するのが原因です。喉の痛みや腫れ(はれ)、発熱を伴うこともあります。そしてカラダの冷えが原因で咳が出ることもあります。胃弱体質の人によくあらわれる症状です。
いずれの場合でも、ひどくなると咳がひどくなり、睡眠が十分にとれなくなって、体力が消耗してきます。早めの対処を心がけましょう。
予防と対策
ビタミンCを進んで摂取して炎症を鎮め、免疫力をあげておきましょう
咳を鎮めるために、ビタミンCの摂取量を増やしておきましょう。ビタミンCはみかんやオレンジなどの柑橘類が取りやすいですが、一旦、咳が出だすと、かんきつ類に限っては、咳をひどくする作用があるので、キウイフルーツや、いちご、マンゴー、パパイヤ、ブロッコリーピーマンなどから摂取しましょう。かんきつ類は咳予防としてはオススメです。ビタミンCは全体の免疫力UPにつながり、風邪をひきにくくして、回復も早めるでしょう。しかしビタミンCはどんなに多く摂取しても2~3時間で排泄されてしまうので、毎食取り入れるようにしましょう。
重要な栄養素
ビタミンC
コラーゲンの合成や鉄の吸収に必要不可欠な水溶性ビタミンです。白血球を活性化して、免疫力を高める作用もあり、美白や抗ガン作用も期待できます。体内の滞留時間が短いので、毎食摂取しましょう。緑黄色野菜、果物、じゃがいもやさつまいもなどのいも類に含まれます。
参考レシピ
キウイと生姜の豆乳ミックスジュース
豆乳に、皮をむいたキウイと生姜を入れて、ミキサーにかけるだけです。甘味をプラスしたい時は、喉の粘膜を保護するはちみつをプラスするといいでしょう。生姜に含まれるショウガオールは喉の炎症を抑え、咳や痰の症状を和らげる作用が期待できます。
まとめ
- 咳(せき)は、風邪による喉の炎症か、カラダの冷えが原因です。
- 咳を和らげるには免疫力を高めるビタミンCの摂取が必須です。
- かんきつ類は咳が出ている時は控え、キウイ、いちご、ピーマンなどからビタミンCを摂りましょう。