血管をケア!10歳若返る!?野菜特集
最近、書店に行くと、『老いるほど血管が強くなる健康法』、『血流がすべて解決する』など、血管に関する健康本が軒並みベストセラーにあがっていますね!
血流はヒトのカラダの全ての基本となるのでよくしておきたいものです。血管が詰まってくると動脈硬化などの疾患につながりますし、女性なら冷えによる貧血や、頭痛、太ってくる、肌荒れや吹き出物が気になる…と様々な症状が出てきますね。
また血流量は増えすぎても体のほてりや赤ら顔の原因になりますし、少ないと貧血などの症状を引き起こしますし、調整が難しいと感じる方も多いことでしょう。
しかし、体内を流れているので、自分で直接”血流”の流れを早くしたり遅くしたりはできません。大きな疾患につながらないにコントロールできるのは、日頃の食生活や生活習慣なのです。
特に怖いのは血管を詰まらせることです。血管内にコレステロールが溜まったり、カルシウムの塊ができると、血液の通り道が狭くなり、動脈硬化など、命に係わる疾患につながります。
特に、太り気味だな…と感じる方は、メタボ予備軍!炭水化物や脂っこいもの、駄菓子やスイーツが大好きな方は要注意です。野菜も食べている!と思っていても、極端にこれらの食品の摂取が多いと、野菜に含まれるビタミンやミネラルが、脂質や糖質の代謝に追われて消耗してしまい、体内の健康を守る役目まで行き届かなくなるのです。
血流をよくする食べ物はいろいろTVや雑誌などで特集が組まれていますが、まずは、血流を悪くする習慣を減らすことが大切です。土壌がしっかりとしていない土地に、いくら立派な建物を建てても、基礎ができていないので、やがて崩壊してしまいます。健康も同じ。カラダの中の余分な糖質は体内で脂肪となって蓄積されます。脂肪は脂っこいものやスイーツ、駄菓子などにも含まれるので、さらに溜まっていきます。やがてコレステロール値も高くなり、血管も圧迫していき、大病を患うことになります。
この少しずつの食習慣が怖いのです。しかし、少しずつ悪い食習慣を減らしていき、血管を若返らせる野菜や果物などの摂取を続けると、やがて、加齢とともに、血管が若返っているかもしれないのです。
はやりすたりとは別に、80代でも背筋がピンと伸びて、肌にもツヤがあり、スレンダーでオシャレな女性は多いものです。お金持ちだからエステに行っている、着るものや食べてるものが違う!? などひがむ前に、何を食べて、何をやめれば若返るのかを知っておきましょう!
血管をケア!10歳若返る!?野菜特集
- 適度の運動と水分補給
スポーツジムやウォーキングなどを改めて取り入れるのは難しい場合もあるでしょう。しかし、少し遠回りをして歩く時間を増やす、TVやエアコンのリモコンをわざと遠い場所に置くなど、カラダを動かす機会を少しでも増やしてみましょう。また、喉が乾いていなくても、水分補給を忘れずに! - 緑黄色野菜を食べる!
特に、にんじんやかぼちゃはビタミンA(β-カロテン)、とビタミンEが豊富です。ビタミンCは他の緑黄色野菜と比べるとやや下がりますが、緑の濃い野菜と一緒に食べれば問題ありません。緑黄色野菜は抗酸化成分も多く含まれるので、毎日の食事に必ず取り入れましょう! - 食物繊維を摂る!
ごぼうやれんこんなど、秋冬に旬を迎える根菜に多く含まれます。しかし野菜や果物全般に含まれているので、やはり野菜の摂取は大切になりますね。
野菜や果物などの植物には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれます。種類は4,000種類以上とも言われていますが、共通してカラダの酸化を防ぐ抗酸化作用が挙げられています。カラダの酸化は老化ともいい、血管が老いることにもつながります。ポリフェノール類は色素成分として色ごとにも特徴があるので、色別で覚えておくと便利です。
- 赤:リコピン
トマト、ピンクグレープフルーツ、パプリカなど - 紫:アントシアニン
ブルーベリー、ぶどう、紫の野菜類(玉ねぎ、キャベツ、にんじん、なすなど) - 緑:葉酸、クロロフィル
緑の濃い野菜類(モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜、ピーマン、大根の葉など) - 黄色・オレンジ色:ビタミンE(トコフェロール)
かぼちゃ、にんじん、パプリカ、マンゴー、パパイヤ、ビワ、柿など - 白:イオウ化合物
玉ねぎ、白ネギ、大根、にんにく、生姜など
あげだすとキリがないほど豊富ですが、どれも共通して抗酸化作用の他に、粘膜を健康に保ったり、血流をよくする作用があります。
野菜の色に気を留める方は少ないかもしれませんが、食卓に彩りをそえるだけでなく、10歳若く見える、アンチエイジング作用もしっかり補えるので、毎日の食事に必ず、野菜を取り入れるようにしましょう!