オクラ

成分・効能など

食物繊維の1種であるペクチンと、ムコ多糖類が、オクラのネバネバのもとになっています。これらの成分には、コレステロール値を下げて、腸内の善玉菌を増やす作用があります。整腸作用があるので、下痢と便秘、どちらの改善にも役立ちます。またタンパク質の消化や吸収を助ける役目もあります。カロリーが低いのに、栄養価が高いのでダイエット中の人にもオススメです。

カロリー:100g中30kcal (1本平均10g:3kcal)

選び方

旬の時期:7~9月

小ぶりで、黒ずみが少なく、表面の産毛が均一で、筋張っていないものが良品です。大きく育ちすぎたものは、筋っぽくかたくなっているので、食用には向きません。

保存方法

かために塩茹でしてから、水気を拭きとり、ラップをしてから冷凍保存できます。3日以内に食べ切るようにしましょう。

相性のいい食べ物

納豆

「オクラ納豆」でお馴染みの食べ方ですが、納豆に含まれるタンパク質の消化や吸収を助け、代謝を高めるでしょう。納豆にも同じくネバネバ成分のムコ多糖類が含まれるので、相乗効果で胃腸を保護する作用も高まるでしょう。