にら(韮・ニラ)

成分・効能など

にらの香りのもとは、硫化アリルです。風邪の症状を和らげ、血行を促進し、カラダを温める作用が期待できます。

またアリシンというイオウ化合物も含まれ、にらに豊富なビタミンB1の吸収を高めて、疲労回復作用や血栓予防にいいでしょう。緑黄色野菜になるのでβ-カロテンも多く含みます。またビタミンEも豊富なので抗酸化作用が強い野菜と言えるでしょう。

カロリー:100g中21kcal (1束平均100g)

選び方

旬の時期:11~3月

葉の幅があって、肉厚なものを選びましょう。香りが強く、色つやのいいものが良品です。

保存方法

新聞紙やラップで包み、冷蔵庫に立てて保存しましょう。使いやすいようにカットしてから冷凍室でも保存できます。

相性のいい食べ物

レバー

レバニラが代表料理ですが、にらに含まれるアリシンはレバーに含まれるタンパク質の代謝を促して、ビタミンB2の吸収もよくし、疲労回復メニューとして役立つでしょう。