頭痛
原因
過労や精神的なストレスが原因かもしれません
慢性的な頭痛の原因の多くは、主に過労や、ストレスがきっかけです。頭痛の中には脳の病気が原因のこともありますが、たいていは前者の原因が多いでしょう。
慢性的な頭痛は、3つのタイプに分けられます。
- 片頭痛(へんずつう)
ズキズキとして、脈をうつように痛みます。 - 緊張性頭痛
首筋から後頭部にかけて鈍痛が伴います。 - 群発性頭痛(ぐんはつせいずつう)
ある一定期間に集中して頭痛が起きます。
予防と対策
自律神経を整えると痛みが和らぐでしょう
突然、頭痛に襲われると、何も手が付かなくなり、ただ、痛みが治まるのを待つだけ、というのは辛いものです。頭痛薬をすぐに飲むのも得策ですが、なるべく頼りたくはないでしょう。そんな時にオススメなのがミントです。
ミントにはメントールという香り成分があり、臭いをかぐだけで、スーッと鼻が通り、頭脳も、そして喉や全身にまで爽快感が走ります。メントールには抗菌・解毒・鎮静作用がある他、自律神経に作用して、頭痛を和らげる働きもあるのです。
またミントの葉には、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群も含まれ、これらのビタミンも頭痛の緩和に役立つでしょう。
ミントは、和名では「ハッカ」と呼ばれ、日本薬局方準拠の「ハッカ油」も出ています。天然100%の精油なので、ドラックストアでは、頭痛薬よりもハッカ油を購入してみましょう。
重要な栄養素
メントール
ミントやハッカに含まれる精油成分で、スーッとした香りが特徴です。抗菌・解毒・鎮静作用があり、薬としても用いられています。自律神経に働きかけて、頭痛を和らげるほか、肩こり、喉の痛み、喉や鼻の粘膜の炎症を抑えるなどの作用が期待できます。
参考レシピ
ミントサラダ
ミントはベランダ菜園でも育ちやすいので、たくさん植えておくと惜しみなく使えて重宝します。いつものサラダに、フレッシュミントも野菜の一つとしてプラスすると体内に溜まった老廃物の排出や殺菌に役立つでしょう。またオレンジや桃、マンゴー、柿、リンゴなどフレッシュフルーツを食べる時に添えるようにするとビタミンCも一緒に補えます。
ミントティー
フレッシュミントにそのまま熱湯を注ぐだけ。はちみつを入れるとミネラルも摂れ、リラックス作用が高まるでしょう。頭痛持ちの人は、オフィスに、市販のミントティーのティーバックを常備しておくと頭痛予防になります。またミント入りのガム、キャンディー、そして歯みがきなども同様の作用が期待できるでしょう。
まとめ
- 慢性的な頭痛のほとんどは、過労やストレスが原因です。
- ミントやハッカに含まれるメントールは、自律神経に働きかけて頭痛を和らげます。
- 果物や野菜、ナッツ類と一緒に摂り、ビタミンCやビタミンEもプラスしましょう。