カンパチ(かんぱち)
成分・効能など
カンパチはブリの仲間で、成長に応じて呼び名が変わる出生魚です。天然のカンパチは非常に漁獲量が少なく高級品となるため、市販のほとんどのものが養殖のものです。幼魚期はシオ、ショコ、そして成魚期をカンパチと呼びます。
魚介類特有のEPAやDHAをはじめ、カンパチはナイアシンを多く含み、糖質や脂質の代謝を促し、皮膚や粘膜を健康に保ちます。またカンパチには血色素のヘモグロビンの主成分となる鉄も含まれ、貧血や冷え性の予防・改善に役立つでしょう。
カロリー:100g中129kcla
選び方
旬の時期:6~9月
身の色がピンクっぽいものが天然で、白っぽいものは養殖ものです。全体にぬめりが残り、腹にハリがあり、しっかりしているもの、そしてエラの中が鮮紅色のものが良品です。
保存方法
水気をしっかりと拭き取って、1切れずつラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
相性のいい食べ物
えんどう豆、枝豆
カンパチはナイアシンが含まれるので、同じくナイアシンを含むえんどう豆や枝豆を一緒に食べると糖質や脂質の代謝が促されるでしょう。ナイアシンは精神安定作用も望めます。