疲れ目
原因
長時間に及ぶパソコン、スマホ使用など目の酷使
仕事で長時間パソコンを使用していたり、移動途中はスマホや携帯ゲーム、帰宅後はTVと目を酷使していませんか? 現代人は目を酷使しています。これが疲れ目やドライアイの最大の原因と考えられています。
無理なダイエットや偏食で目に必要な栄養素が足りず、目が疲れやすくなっている可能性もあります。放置しておくと、視神経の働きが悪くなり、視力の低下につながります。
予防と対策
視神経の働きを促す栄養素を摂りましょう!
目が乾いたり、目がショボショボする、などの違和感が感じたら、遠くの景色を眺めたり、しばらく目をつぶったりして目を休ませてあげましょう。
食品から摂取しておきたい栄養素は主にビタミンAが重要です。目の網膜にあるロドプシンに働きかけ、涙の量を増やし、目の乾燥を防ぐ作用があります。またアントシアニンも目の疲れに効果的です。アントシアニンもロドプシンの働きを高める作用があります。
さらにビタミンB群もあわせて摂取しておくと、視神経の働きを助けて、視力低下や目の疲れを予防する効果が期待できます。
重要な栄養素
ビタミンA(β-カロテン)
鰻(うなぎ)やレバー、緑黄色野菜に多いビタミンで「目のビタミン」と呼ばれるほど目に関わりの深い栄養素です。涙の量を増やして、目の粘膜を潤し、目を乾燥から守ります。
アントシアニン
ポリフェノールの1種で、抗酸化作用のある機能性成分です。目の網膜にあるロドプシンの再合成を活性化し、疲れ目の回復や、目の機能向上に効果が期待できるでしょう。ブルーベリー、プルーン、ぶどう、赤じそ、なす、紫キャベツ、紫玉ねぎ、ビーツなど紫色の野菜や果物に多く含まれています。
参考レシピ
にんじんとレーズンのサラダ
にんじんにはβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変わります。アントシアニンが含まれたレーズンとあわせると、ダブルで目の健康を保てるでしょう。
ブルーベリーヨーグルト
市販のものでもいいですが、ナチュラルヨーグルトとフレッシュブルーベリー(冷凍でも可)の組み合わせは、糖分も控えられベストな組み合わせと言えるでしょう。ヨーグルトの乳酸菌がブルーベリーに含まれるアントシアニンの吸収を高めるでしょう。
まとめ
- ビタミンAとアントシアニンをしっかりと摂取する。
- にんじんやブルーベリー、ほうれん草を進んで食事から取り入れる。
- 視神経の働きを助けるビタミンB群も一緒に摂りましょう。